特殊詐欺や交通事故の被害を防ごうと、松山西署は6日、愛媛県松山市南斎院町のスーパーで啓発チラシや防犯グッズを配って注意を呼び掛けた。
 署や松山西地区防犯協会、松山西交通安全協会などから約15人が参加。署員らが「詐欺や交通事故が多発しているので気を付けて」などと声を掛けながら、買い物客にチラシや通帳入れなど200セットを手渡した。
 受け取った同市の女性(56)は「困っているお年寄りや散歩している人を見たら声を掛けるようにしている。詐欺予防にもなると思うから続けたい」と語った。
 署の網本功・生活安全課長は「詐欺グループは電話帳を見て連絡している。留守番電話にしておくことや電話帳から名前を削除しておくことが詐欺対策につながる」と説明していた。